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開催レポート「あおもり版画!夏休みワークショップ」※東奥日報文化財団こどもの文化助成事業

  • 執筆者の写真: aomorihangaandprin
    aomorihangaandprin
  • 8月1日
  • 読了時間: 2分

 去る7月26日〜27日、青森県総合社会教育センターにて、「あおもり版画!夏休みワークショップ」を開催いたしました。夏休み、ねぶた前の土日ということで、小学生やその保護者の方の参加が多く見られました。

 一日目は、木版画ワークショップ。講師の竹林嘉子(版画家)、服部佳彦(造形作家)による指導で、10人の参加者が思い思いの作品を完成させました。多色2版刷り(版木2枚を彫って刷るカラー版画)は初体験という方ばかりで、「難しい」という声もありました。木版画多色刷りのコツとしては、図柄を複雑にせず、色数も多くしすぎないことが、初心者の作成時は大事だということがわかりました。

 二日目は、消しゴム版画ワークショップ。講師の渡辺路子(造形作家)による指導で、午前10人、午後12人の参加者が、消しゴムハンコ作りを楽しみました。消しゴム版画の場合は、小作品をいくつか作ることもできるため、各々が好きなモチーフ作りに挑戦し、次々とハンコが生まれていきました。おとなの方も作成を楽しみ、「今後は道具を購入して、家で作りたい」という声もありました。

 今回のワークショップで作成した高校生以下の方の作品は、11月に当会で開催する「あおもり版画&PRINT第2回作品展」にて、無料で展示いたします。また、一般のワークショップ参加者の中からお一人、作品展への出展もありました。

 いろいろな方に版画を気軽に楽しんでいただく機会として、これからもワークショップの開催を続けたいと考えています。

 ご参加の皆様、助成をいただいた東奥日報文化財団様にあらためて御礼申し上げます。ありがとうございました!


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